病院へ行こうⅡ

2008年04月24日

という訳で、朝から母親の車の助手席にのりながら、ドナドナの面持ちで病院に連れて行かれたのであるが、







はっきり言って、ばりブルー。




もともと、体は至って健康体。





いつぞやから放置されたカビ繁殖実験用のジュースを、知らずにゴクゴクと一息で飲んでも、おなかはピクリともしない胃丈夫。






骨も、高1の時にケンカで相手をしばき過ぎて、手の甲にヒビがいったくらいで、骨折なんかしたことない毎日骨太君。






風邪も「そんなもん、寝てたら治る」と言われて育ったので、医者にかかることはまずない。





そんな“未開の土人”のような生い立ちで、






唯一の持病が「痛いのキライ病」。





受付で問診票を渡され、「食品のアレルギーはありますか?」との設問に、





「好き嫌いはありません」と記入して、失笑を買いつつ診察室へ。





意に反して、若い同年輩の女医さんに、腰をムニムニさわられて、






恥ずかしいやら、怖いやらで、すっかり動転した。





先生は、小鳥のさえずるような声で、「固さからみて、ほぼ良性ですね。脂肪が浮腫となって出てきているようですね♪」





「・・・・。」無言でうつむいていると、






「簡単な手術なんで、取りましょうか♪」





と死刑宣告。





さらに論告は続く。





「手術時間は30分くらいです。腰に部分麻酔をして切除して縫合します。当日帰ってもらえますが、麻酔が切れた時用に痛み止めも出しておきますね♪いつがいいですか?」






いつがいいですか?と淡々と聞かれても、デートのお誘いじゃないんだから、コチラにも聞きたい事はある。






「センセ、その部分麻酔っていうのは、頭は起きてるってことですよね。」






「なんとか・・全身麻酔でやってもらえませんか。こうなった以上、寝てる間にパッと・・てのがいいんですが・・・」






「あ、あと、麻酔って注射ですか?あの、マスクみたいなやつで「シュコー・・シュコー・・・パタン」ってのが一番、いいと思うんです。」





と食い下がる。





そこで先生、ちょっと困惑したように小首をかしげながら、





「全身麻酔には、麻酔医が必要ですし、しかもリスクが高いんですよ。」






と、言外に「手術とも呼ばないような手術に何を言ってるんだ」という雰囲気が込められている。





おそらくセンセにとっては、耳かきでもするような手術なのだろうが、






本人は、恐々である。






「死んでもいいから、全身麻酔でやってくれ!」っと叫びたいのをグっとこらえて、





「あ・・ありがとうございました。。」と、手術の日時を決めて診察室を出た。






ばり、ブルーである。





・・・と、





おかんが、仕事も行かずにベンチに座って待っている。





「どやった??」






はぁぁぁぁ・・・・・・・・。







この世は、はてしなく闇である。






ゴールデンウィークも全然楽しくない。






だれか、身代わりになってくれませんか?





もしくは、5月10日前後に風邪の人、一緒に遊びませんか?

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